教皇がかつて暮らした都市 世界最大のゴシック様式建造物

20万人もの人々が暮らすヴォクリューズ県の主要都市、アヴィニョン。そのローヌ川のほとりでは有名な「サン・ベネゼ橋」、さらには世界最大のゴシック様式の建物「Le Palais des Papes(教皇宮殿)」もあります。建物は石造りで内部はフレスコ画で飾られている。7人の教皇は1305~1417年に実際に此方で暮らしていたそうです。ほかにも市の主要な河川であるローヌ川とデュランス川は先史時代は貿易やコミュニケーションの重要なルートだったそう。現在は途切れてしまっているサン・ベネゼ橋もアヴィニョン中心部とバルトゥラス島を繋げ人や物が行き来するための重要な橋でした。アヴィニョンには新しいものから古いものまで記念碑的建造物が多く集まる。街には実際に建築家や建造者、アーティストが集中して活動していました。ちなみに当時市内には100以上の教会がありましたが今ではお店や映画館になっています。そのような大きな変化を経てもアヴィニョンはローマ教皇のメモリーが永遠に存在することでしょう。

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