香港のチップとマナー

チップ

香港ではイギリス文化の名残としてチップの習慣が残っています。

■レストラン / 支払いの際、合計金額の10%をサービス料として請求されますので基本的には不要です。お釣りの小銭を残す程度で十分です。ローカル食堂やファーストフード店ではチップは必要ありません。

■ホテル / ベルボーイには荷物1個につきHK$10、部屋係には毎朝1人につきHK$5~10をサイドテーブルに置きます。トイレではHK$2~5位、ドアマンにタクシーを呼んでもらう時、ルームサービスを運んでもらった時はHK$10程度が良いでしょう。

■タクシー / 基本的にチップは不要ですが、料金の端数分を切り上げて渡すことが多いです(例えばHK$24.30ならHK$25.00を渡して、お釣りをもらわない)。運転手もそのつもりでお釣りを返してくることがあります。

マナー

■食事のマナー /
・ご飯茶碗以外、食器は手に持たないのが基本です。
・お茶を注いでもらった時は「ありがとう」の代わりに人差し指か中指でテーブルを2,3回たたくのがマナー。香港の食事は日本と違って賑やか。楽しい会話の流れを止めずに、動作で感謝を表しています。
・食事の時に洗い用のお椀が出てくることがあります。出される食器は洗浄されたものですが、このお椀が出てきた場合は中に食器を入れ、お湯かお茶で再度洗ってから使います。
・急須は二つ出てきます。一つはお茶で、もう一つはお湯が入っています。お茶がなくなればお湯をつぎ足してのむ方式です。お湯がなくなった場合は、ふたを開けて置いておくとウェイターさんが補充してくれます。

■公共の場所でのマナー /
公共の場所のポイ捨て、つばや痰を吐く行為は禁止されています。違反するとそれぞれHK$1,500の罰金が科せられます。

■喫煙 /
香港では禁煙の取り締まりが広がっています。公共の施設、交通機関、飲食店、バー、カラオケ、オフィスなどはすべて禁煙です。喫煙できるのはホテルの客室内や、用意された喫煙エリアなどに限ります。もし禁煙場所での喫煙が見つかった場合、HK$5,000の罰金が徴収されますのでご注意ください。

■年齢制限 /
香港では18歳未満のタバコやアルコール、宝くじの購入、一部の映画(暴力や性的描写の多い物)や競馬場への入場が禁止されています。

マカオのチップとマナー

チップ

マカオではチップの習慣はありませんでしたが、観光客が増えるにしたがって普及が見られるようになりました。出稼ぎで働く人も多いので、渡すと喜ばれるでしょう。

■レストラン / 支払いの際、合計金額の10%をサービス料として請求されますので基本的には不要です。お釣りの小銭を残す程度で十分です。ローカル食堂やファーストフード店ではチップは必要ありません。

■ホテル / ベルボーイには荷物1個につきMOP10、部屋係には毎朝1人につきMOP10程度をサイドテーブルに置きます。

■カジノ / ディーラーや従業員へのチップは不要です。

■タクシー / 基本的にチップは不要ですが、端数を切り上げて払うと良いでしょう。

マナー

■食事のマナー /
・様々な種類の料理が並び、それをグループで共有して食べる場合。各自取り皿に取ってから少しずつ食べるのがマナー。お皿から直接口に運ぶのはマナー違反です。

■公共の場所でのマナー /
公共の場所のポイ捨て、つばや痰を吐く行為は禁止されています。ポイ捨ては200~1000パタカ、つばや痰は500パタカの罰金が科せられます。

■カジノ /
・カジノでの写真、ビデオの撮影は禁止されています
・カジノにいる際は必ずパスポートかそのコピーを携帯する必要があります。していない場合、罰金が科せられます。
・マカオでは公営施設でのみギャンブルが可能です。私設賭博は法律で禁じられています。

■喫煙 /
マカオでもカジノを含み、公共の場は禁煙となっています。用意された喫煙エリア以外での喫煙は250~5,000パタカの罰金が徴収されますのでご注意ください。

■年齢制限 /
・カジノは21歳未満は入場不可です
・15歳未満のバーへの入店、18歳未満のタバコの購入、一部の映画(暴力、性的描写が多いもの)の入場は禁じられています。

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