17世紀末から18世紀初頭にかけて建設されたバロック様式の教会。元は女子修道院だったが、修道院創設者でもあるセラフィーヌ尼僧が教会に改修することを決めた。
この教会を訪れる人たちのお目当ては、マヨルカ焼きの床。『アダムとイヴ』が描かれている。楽園追放を命じているのは、大天使ミカエル(伊名:ミケーレ)。その周囲には、ユニコーンや人間の耳を持つワニなど、想像上の動物も描かれている。直接足を踏み入れることのないよう、訪問者は周囲に設けられた木製の敷板を歩きながら観賞できるようになっている。入り口にあるらせん階段を上れば、全体像が見渡せる。
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