エリア:ナポリ:旧市街 ジャンル: 観光名所・旧跡
その名を冠したサン・ドメニコ・マッジョーレ広場に面しているのは、教会の後陣。ここが教会の入り口となっている。
内部は、いたって華やか。金と白しっくい、そして柔らかなピンクに包まれている。主身廊の連続したゴシック様式のアーチと格間天井は圧巻。
左右の身廊と翼廊には、それぞれナポリを代表する名家の礼拝堂が並ぶ。そのひとつ、「磔刑の大礼拝堂(Cappellone del Crocefisso)」は、13世紀にここの修道院で神学を教えていたトマス・アクィナスが、描かれた磔刑のキリストに話しかけられた場所とされる。
また右の身廊の7つ目にある聖トマス・アクィナスの礼拝堂から続く聖具室には、多くの貴重な調度品が展示されている。圧倒されるのは中2階に、部屋を囲むように並べられた棺。45にも及ぶアラゴン家とスペイン国王の棺の数々だ。
■所在地:Piazza S.Domenico Maggiore 8/a, Napoli
近隣情報