フィンランド~Finland

日本でも大人気のキャラクター「ムーミン」で有名な国フィンランド★国土のほとんどが森と湖で溢れている自然豊かな美しい国です。
フィンランドは、綿密な都市計画の上に造られた、快適な小さな町や都市を持つ近代的な福祉国家ですが、一方で国土に約188,000の湖(国土の約10%)と同数の島々を抱えるなど、いまだに広大な手付かずの自然地域が存在している国です。
世界の最も技術的な先進国のひとつに暮らしているのにもかかわらず、フィンランド人は、サウナ、水泳、釣りやバーベキューなど、いろいろな娯楽を楽しむことでも知られ、特に暖かい季節には、短い夏を満喫するため多くの人がコテージで暮らします。

国の最北端にある地方では、オーロラや夏期の白夜を見ることもでき、多くの観光客がそれらを目当てに当地を訪れています♪また、国内にサンタクロース (Santa Claus) が暮らすKorvatunturiの神話の山があるとされており、サンタクロース村には毎年多くの子供たちがサンタクロースに会いにきます!

★☆おすすめエリア・見どころ☆★

ヘルシンキ~Helsinki

「森と湖の国」として知られる北ヨーロッパの国フィンランドの首都ヘルシンキ、別名「バルト海の乙女」とも呼ばれています。ヘルシンキは国の南端に位置し、市域人口は604,380人、バルト海に面しており多島海のヘルシンキ湾が美しい海岸線を形作っています。街自体は約450年の歴史を持ち、現在のような街の骨格ができたのは19世紀半ばです。
フィンランドの政治・経済・文化・芸術の中心で、各種博物館や美術館、コンサートホールなど、いろいろな文化施設が揃っています。ライブハウス(やコンサート)が多く、その方面の情報発信に力をいれているのも特徴的です。フィンランド湾内では船会社がクルーズを企画・催行しているほか、エクスカーションとして郊外へのハイキングなども楽しむことができます。他のヨーロッパの都市と比べて治安も良いので、女性同士や一人旅でも安心して旅行を楽しむことができます♪


【ヘルシンキ大聖堂】
真っ白な壁と緑色のドーム屋根が印象的な、ヘルシンキのシンボル★内部はロシア正教の聖堂などに見られるような、華美な装飾がほとんどなくすっきりした広いドーム空間になっており、どことなく北欧のシンプルな色使いの陶磁器を思わせます。大聖堂前の大階段や、その前に広がる元老院広場では多くの観光客が写真撮影や散策をしています。広場に像が建つアレクサンドルII世は、19世紀半ばにフィンランド独自の政治体制や文化が育つことを認めたロシアの皇帝です。


【ウスペンスキー教会】
マーケット広場や元老院広場からもその赤レンガの外観が目にとまる、ロシア正教の教会。正教の教会らしく、内部の装飾も見事で、訪れる信徒の敬虔な態度も印象的です。また、同じロシア正教の教会でも、例えばサンクトペテルブルクの「血の上の教会」の装飾や壁画などと比べると、こちらの方がやや落ち着いた色調に仕上がっているように感じます。


【フィンランド国立博物館】
先史時代から近代までの幅広い時代の文物を展示している博物館です。中でも中世の教会関連の彫像や祭壇などのコレクションが見応えあります。博物館自体も元々教会だった建物を使用しており、建物の広さの割に展示物が多く、興味深いものも多いので、できれば時間をかけてゆっくりと見学したいスポットです。なお、入館中は、入場料を払うともらえる小さな丸いワッペンを服に付けて係員が確認できるようにする仕組みになっています。


【スオメンリンナ要塞】
マーケット広場から市営フェリーで15分のスオメンリンナ島にある、ユネスコの世界遺産に指定された19・20世紀の歴史遺産です。島内の観光案内所に併設されている博物館では、日本語音声ありの紹介映像を鑑賞することができます。島内の道は基本的には舗装もしくは整備された土の道だが、上り下りもあるのでそれなりの靴を履いていくのがおすすめです。


タンペレ~Tampere

タンペレは首都ヘルシンキの北西170Kmほどの湖水地方にある、フィンランド第二の都市です。18世紀後半、スウェーデン王のグスタフ3世のもとで建設された街です。
市立図書館の階下に、「ムーミン谷博物館(w:Moomin Museum)」がありフィンランド人の作家、画家であるトーベ・ヤンソンの作品であるムーミンに関連するものが多く展示されています。ムーミンファンの観光客からとても人気のある観光エリアの1つです。


【ムーミン谷博物館】
市立図書館の1階にあるムーミンの博物館。ムーミンの原作者トーベ・ヤンソン直筆のスケッチや、丁寧に作成されたムーミンハウスの大きな模型(二代目)、名シーンを表現した立体模型の数々を楽しむことができます。登場人物やストーリーについて学ぶことができるパソコンも設置されています。日本語による館内資料も用意されています。ムーミングッズを扱う売店もあるのでフィンランドのお土産にも最適です★


【レーニン博物館】
ロシア革命を率いたレーニンが、革命までの期間に何度かタンペレに滞在しており、そのゆかりの建物である旧労働者会館3階に彼の生い立ちを展示するレーニン博物館があります。世界で唯一の、レーニンに関する常設展として知られています。フィンランドは、1917年のロシア革命時に独立国として認められたものの、そののち数度にわたりロシアとの戦争で多くの犠牲を生みました。日本語による館内資料、旧ソ連など共産圏ゆかりのグッズを販売する売店もあります。

ナーンタリ~Naantali

古都トゥルクの西15kmほどにある森に囲まれた港町。南西スオミ県で唯一の5つ星ホテルのナーンタリスパホテル(Naantali Spa Hotel)があり、スパリゾート地でもあります。旧市街には木造建築が並び、ナーンタリ博物館や宿泊施設、カフェ、ギャラリーなどがあります。旧市街からナーンタリ教会まで約500m、夏期に開園しているムーミンワールドまで約1km。ナーンタリ本土すぐ近くにあるルオンノンマー(Luonnonmaa)という島には、ホテルやスパ施設、全18ホールのゴルフ場などがあるクルタランタリゾート(Kultaranta Resort)があります。


【ムーミンワールド】
ハーバーから橋でつながった島まるごとが敷地の、ムーミンのテーマパーク。日本で制作されたアニメに出てくるのと同じ姿のムーミンハウスはもちろん、ムーミンパパの船、スナフキンのキャンプ、ニョロニョロの洞窟などを巡ることができます。また、サウナが設けられたビーチもあり海水浴も可能。各キャラクターが島のあちこちに出没するほか、劇場での公演もあります。

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