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セブ島は、フィリピン中部、ビサヤ諸島に所属する南北225キロメートルの細長い島です。セブ島の周囲には、セブ・マクタン国際空港やリゾートホテルが集まっているマクタン島、バンタヤン島、マラバスカ島、オランゴ島とその他の小さな島々に囲まれています。 東はカモテス海をはさんでレイテ島、西はタノン海峡を挟んでネグロス島、南にシキホール島、北はビサヤン海に面しています。 セブ島と周囲の縞々を含めてセブ州と呼ばれ、州都のセブ市はセブ島に位置しており、マニラ首都圏に次ぐ第二の大都市圏、メトロセブを構成しています。
マクタン島は風光明美で風通しがよく、セブ・リゾートというのはこのマクタン島を指します。 また、このマクタン島はセブ・マクタン国際空港とその周辺にセブ最大の貿易特別区(工業団地)を持っており、外国からの移住者や駐在員が多く住んでいます。
セブ島は南北に細長く両脇を海峡に囲まれています。 島の中部の東海岸にマクタン島があり、国際空港、経済特区、ホテル、ショッピングセンターをはじめ、多くのダイビングスポットもこのマクタン島にあります。
マクタン海峡を挟むセブ島とマクタン島は日本のODAにより建設されたマクタン・マンダウェ橋(通称オールド・ブリッジ)と丸セロ・フェルナン橋(通称ニューブリッジ)の2つの橋でつながっています。 現在では朝夕の通勤時には2本の橋ではとても足らないような交通量によりどちらの橋も渋滞に悩まされています。
セブ島の空の玄関、マクタン島のラプラプ市にあるのがセブ・マクタン国際空港で、東京成田空港との間をフィリピン航空が週6日就航しています。 また、日本以外にも東南アジア、オセアニアに向けて国際線が就航しています。 またセブ港はマニラ港に次ぐ大きな港で、フィリピン各地とのフェリー、高速艇が就航しています。
島内の交通は、バス、乗り合いバン、ジープニー、タクシーやレンタカーが利用できますが長距離バスもセブ島内の町を結ぶものだけです。近距離の移動にはトライシクルと呼ばれるサイドカー付のオートバイ、 サイドカーと呼ばれる自転車などがあります。
レンタカーを借りる場合、普通運転手付きのレンタカーを借りるのが一般的ですが、運転手なしでの貸し出しもあります。
ジープニー(マルチキャブ)と トライシクル の初乗り料金は
8ペソです。
タクシーは、 マニラと同じ40ペソが初乗り料金になります。
セブの人々はセブアノ語と呼ばれる言語を使います。 セブアノ語はビサヤ地方の言語であるビサヤ語とほとんど同じですが、一部の単語や、使いまわしが異なります。 セブアノ語を含むビサヤ語はマニラやその周辺地域で使われているタガログ語とは多くの単語が異なるため、タガログ語を日常語としてる人々とは会話ができないほどの差があります。 また、セブの人々もタガログ語や英語を使えることからタガログ語での会話は可能です。