ミラベル宮殿は1606年、大司教ヴォルフ・ディートリヒが愛人ザロメ・アルトのために建てたと言われています。1818年に火災がありましたがその後修復され、現在はザルツブルク市長公邸として用いられています。2階には壮麗な「マルモーア・ザール(大理石の間)」があり、モーツァルト親子もここで演奏を行っていました。2階にのぼる階段は「天使の階段」と呼ばれ、1723年にラファエル・ドナーによって造られたものです。このミラベル宮殿のマーブルホールでは、今なおコンサートが開催されている人気スポットです。
ミラベル宮殿には、1690年にフィッシャー・フォン・エルラッハによって設計された美しいミラベル庭園もあります。庭園には、ギリシア神話の神々の彫刻がならび、「ペガサスの噴水」のまわりは、映画『サウンド・オブ・ミュージック』でジュリー・アンドリュース演じるマリア先生が子どもたちと一緒に「ドレミの歌」を歌い、踊った場所として有名です。
※写真:トリップアドバイザー提供
名称 | ミラベル宮殿と庭園 Schloss Mirabell, Mirabellgarten |
住所 | MIRABELLPLATZ, 5020 SALZBURG, AUSTRIA |
電話番号 | (662)80720 |
HP | http://www.salzburg.info/ |
営業時間 | 【宮殿】大理石の間:平日8:00-16:00(火、金曜13:00-)、大階段:毎日大体8:00-18:00 【庭園】6:00-夕暮れまで(オランジェリーは9:00-16:00) |
休業日 | 【宮殿】行事催行時。大理石の間は土・日曜日 【庭園】なし |
入場料 | なし |
アクセス | ザルツブルク(HAUPTBAHNHOF)中央駅から1km、バス5分 |
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