オーストラリアの州&コアラの法律

オーストラリアは、6つの州とその他の特別地区から成り立っています。
また、オーストラリアを代表する動物「コアラ」は、人気ですが貴重な動物。コアラの抱っこを禁止している州もあるので、旅行前に確認しておきましょう。 ※抱っこができる州であっても、保護のために禁止している動物園もあります。

1.オーストラリア首都特別地域【The Australian Capital Territory (ACT)】

オーストラリアの首都、キャンベラ(Canberra)。1911年に首都を新設するため、ニュー・サウス・ウエールズ州内に造られた特別地域。国会議事堂・最高裁判所・国立図書館、美術館、博物館など数々の重要な国家機関や施設があります。
シドニーからは南へ車で約3時間半〜4時間。観光にお勧めの時期は、9月〜10月頃。春を告げるお祭りとして、オーストラリア最大級の花の祭典「キャンベラ・フロリアード」がこの時期に開催されます。
・法律により、コアラの抱っこが禁止されています。

2.ニュー・サウス・ウェールズ州【New South Wales (NSW)】

州都は、オーストラリア人の3分の1以上が住んでいる国内最大の都市「シドニー(Sydney)」。世界遺産の「オペラハウス」が印象的。都会的な雰囲気と、自然とが見事に調和した魅力溢れる大都市です。
・法律により、コアラの抱っこが禁止されています。

3.クイーンズランド州【Queensland (QLD)】

北東の海岸線には、世界遺産の「グレート・バリア・リーフ」が広がる州です。州都は、「ブリスベン(Brisbane)」。晴天率が高く、自然と都市が調和しています。また、文化都市としても高く評価されています。
・その他の主な都市
「ケアンズ(Cairns)」は、日本から最も近いオーストラリアの玄関口として日本人に馴染みの旅行先。また、「グレートバリアリーフ」と「キュランダ高原」の2つの世界遺産の玄関口として世界中から旅行者が集まります。
・「ゴールドコースト(Gold coast)」は、その名の通り、黄金の砂浜が約40 km続くビーチリゾート地。テーマパークや、緑豊かな観光地など、見どころ満載の地を求めて世界中から観光客が訪れます。
・コアラの抱っこできる州です。

4. ビクトリア州【Victoria (VIC)】

本土で最も面積の小さな州ですが、人口は2番目に多く、人口密度が一番高い州です。
州都は「メルボルン(Melbourne)」。イギリス植民地時代の建造物などを残しつつ、近代的な建物も混在する大都市です。オーストラリアの映画・テレビ番組・アート・音楽の発祥の地であり、「オーストラリアの文化の都」とも呼ばれています。また、オーストラリアで行われる世界的なスポーツイベントの多くはメルボルンで開催されています。スポーツに熱心な州民も多いです。旅行のスケジュールと、スポーツイベントを観戦してみるのもお勧めです。
・法律により、コアラの抱っこが禁止されています。

5.北部準州ノーザン・テリトリー【Northern Territory (NT)】

荒々しい地形に大地の鼓動と力強さを感じる準州。世界遺産の「ウルル(エアーズロック)【Uluru ( Ayers Rock)】」や「カカドゥ国立公園(Kakadu National Park)」はじめ、どこまでも広がる砂漠地帯「アウトバック(Outback)」など魅力溢れる土地。
州都は「ダーウィン(Darwin)」。拠点となる町は内陸部の「アリス・スプリングス(Alice Springs)」。
・法律により、コアラの抱っこが禁止されています。

6. 南オーストラリア州【South Australia (SA)】

州都は、アデレード(Adelaide)。元々は19世紀に新天地を求めて英国から移住して来た人々で栄えた街。その街並みの美しさ・治安の良さなどから、「世界で最も住みやすい都市」に毎年ランクインしています。また、毎年500以上のお祭りや催し物が開催されるので「フェスティバルの州」と呼ばれ、国際的な文化都市です。
・コアラの抱っこできる州です。

7.西オーストラリア州【Western Australia (WA)】

オーストラリアで最も面積の広い州。州都はパース(Perth)で、州民の約4分の3がここに住んでいます。街の中心に美しい川が静かに流れ、景観がとても綺麗な街並みです。穏やかにのんびり過ごせる魅力いっぱいの州です。
・コアラの抱っこができる州です。

8.タスマニア州【Tasmania (TAS)】

バス海峡で本土と隔てられた、オーストラリアで最小の州です。州都は「ホバート(Hobart)」。手つかずの大自然に触れられる地。
・法律により、コアラの抱っこが禁止されています。

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