エリア:スペイン広場周辺 ジャンル: 観光名所・旧跡
観光の特徴: カップル ファミリー マニア 子供連れ シニア グループ・団体こちらはローマの9月20日通りに面した小バシリカ教会堂です。1605年、跣足カルメル会が聖パウロに捧げた礼拝堂として始まりました。1683年の第二次ウィーン包囲で入手したオスマン帝国の国旗が掛けられていることが「ヴィットーリア」すなわち「勝利」と名付けられた理由の1つとなっています。ボルゲーゼ・ヘルマプロディトス(古代の大理石像)が出土するまではカルメル会自身が教会建設資金を出していました。その後教皇の甥スキピオーネ・ボルゲーゼがこの彫像を私物化したましたが、そのお返しにファサードの建設資金を提供し、お抱え建築家に建設を命じました。資金が提供されたのは1624年で、その2年後に教会が完成したのです。
この教会の目玉ともいえる、イタリアのバロック時代を代表する芸術家・ベルニーニの作品です。こちらは1647年から1652年にかけて制作されました。コルナロ礼拝堂の壁面に設置された祭壇(エディクラ)の装飾彫刻群の中央を占める彫刻です。コルナロ礼拝堂は、当時の芸術家の第一人者だったベルニーニが内装のデザインから完成までを手がけた建物で、大理石彫刻、フラスコ壁画、絵画はすべてがベルニーニの作品となっており、これらコルナロ礼拝堂の美術作品はローマにおける盛期バロック美術の最高傑作の一つであると見なされています。
施設名 | Santa Maria della Vittoria |
住所 | Via XX Settembre 17, 00187 Rome, Italy |
電話番号 | +39 06 4274 0571 |
入場料 | 無料 |
営業時間 | <午前>07:00-12:00 <午後>15:30-19:00 |
アクセス | または地下鉄「Repubblica」駅徒歩およそ4分 |
公式サイト | http://www.chiesasmariavittoria.191.it/files/menu.html |
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