発見のモニュメントはリスボン市西部ベレン地区のテージョ川岸にある大航海時代を記念した記念碑です。ヴァスコ・ダ・ガマがインド航路へ旅立った際の船出の地として知られ、1960年にエンリケ航海王子の没後500年を記念して建てられました。エンリケの後方に、その他の同時代の探検家、芸術家・科学者・地図制作者・宣教師らの像が並び、約30名のポルトガル人の像があります。
記念碑の内部にある小さなスペースでは、リスボンの歴史を展示しています。記念碑の頂上は展望台になっており、ベレン地区やテージョ川の素晴らしい景色を楽しめます。
※写真:トリップアドバイザー提供
記念碑正面にある石畳には多くのポルトガル人航海者が辿った航路を示す世界地図のモザイクがあります。このモザイクは1960年に南アフリカ共和国から贈呈されたものです。また、世界地図にはポルトガルが「発見」した年が記述されているが、日本の場合、ポルトガル人が種子島に漂着した1543年ではなく、ポルトガル船が豊後に漂着した1541年が記述されています。
※写真:トリップアドバイザー提供
名称 | 発見のモニュメント / Padrao Dos Descobrimentos |
住所 | Av. Brasilia 1400-038, Lisbon |
電話番号 | (0213)031950 |
営業時間 | 10:00-19:00(5/1-9/30)、10:00-18:00(10/1-4/30)※入場は閉館の30分前まで |
休業日 | なし |
入場料 | 大人:2.50ユーロ |
HP | http://www.padraodosdescobrimentos.pt/ |
アクセス | トラム(15番) MOSTEIRO DOS JERONIMOS停留所から徒歩10分 |
近隣情報