1849年に清から労働力として中国人がペルーに入ってくることが議会で認められ、その後25年で約10万人の中国人が労働者として移民してきました。そんな歴史背景もあり、リマの中華街は南米で最大となっています。
歴史地区からも遠くない、Calle CapónとJr. Paruroの一帯が中華街となっており、横浜の中華街ほどスケールはないものの、中華料理や商店、おみやげ屋などが並んでいます。約160年の歴史がある中華街には、中国政府からペルーとの友好関係を象徴する中華門が贈られ、中華街のシンボルになっています。
この中華街でのおススメはなんといっても「チーファ」と呼ばれる料理です。これはペルーの影響を受けた中華料理のことを指します。チーファは中国料理よりもよりスパイシーで、野菜は少なく、シーフードやソースがに重きを置いています。エビの蒸し餃子のタマリンドソースがけや、ニンニクと共に揚げたスパイシーなイカや、ペルー人が好むご飯料理「チャウファ(チャーハンのようなもの)」などがあります。
日本で食べていた味が恋しくなった方や、チーファを試してみたい方はリマの中華街へお越しください。
(写真:トリップアドバイザー提供)
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