サロット(リビング)とよも呼ばれる高級ブランドやおしゃれなレストランなどが並ぶミラノの最古商店街。イタリアにおける第二次産業革命で主役を担ったミラノの技術を表すように、1865年に建築家G.メンゴーニによって建設されました。鉄鋼の構造を丸出しにしているその斬新なデザインはのちのエッフェル塔のモデルにもなったとか。現在モンテナポレオーネ通りとデッラ・スピーガ通りとともに、「ミラノ・ベーネ」(上品なミラノ)のショッピングの聖地のひとつとなっています。
ガッレリアにある八角形広場にはイタリア王国の旧都を表す有名なモザイクがあります。ミラノの十字盾、ローマの雌狼、フィレンツェのユリとトリノの雄牛がその床に見事に再現されていますが、とくに雄牛に注目していただきたいです。伝説によりますと、雄牛の股間部にかかととのせて三回転すれば、縁起がとてもよくなります。噂にしたがってまわる観光客が多いと思いますが、実は縁起がいいとされるのは大晦日の夜だけ!
地下鉄M1とM3線、ドゥオモ駅 (DUOMO)からすぐ。
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