イスラエルの世界遺産に行ってみよう!
Let's go to the world heritage in Israel    
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エリア:イスラエル全域

写真ギャラリー(9枚)

興味のある世界遺産をみつけよう!

イスラエルは四国ほどの小さな面積で回りやすい。とは言うものの世界遺産は各地に散らばっており、さらにひとつの世界遺産が複数箇所に点在しているものもあるので全部回るのはなかなか大変かもしれない。

今回、イスラエル国内(パレスチナ含む)にある9つの世界遺産のポイントをまとめてみました。
興味のあるものを優先にプランを考えてみよう。

1: 【地図:A】 テルアビブの白い都市

1920年代から1950年代にかけてテルアビブに建てられたバウハウス様式の建造物群。白を基調とした住宅郡をさす。
4000戸以上あるので、中心部を散策することによって確認する事ができる。特に有名なものは都市計画初期に造られたロスチャイルド大通り。

2: 【地図:B】 人類の進化を示すカルメル山の遺跡群:ナハル・メアロット(ワディ・エル・ムガーラ)の洞窟群

2012年に世界遺産登録されたばかりのスポット。
ナハル・メアロットは、イスラエルのカルメル山西側斜面にある渓谷。
人類の進化の研究上重要な4つの洞窟、タブーン、スフール、エル・ワド、ジャマルが残っており、およそ50万年前からの進化の推移を伝える点や、ネアンデルタール人と現生人類の関わりを示す遺跡が存在する点などが評価された。
ネアンデルタール人女性の全身骨格や石器など多くの貴重な発掘がされている。

3: 【地図:C、E】 ハイファと西ガリラヤのバハーイー教聖地群

ハイファとアッコ周辺にあるバハーイー教の聖地群。バハーイー教は19世紀のイランで発祥したイスラム教系新宗教。
バーブ廟や、バハーウッラー廟など26の建造物が世界遺産として登録されている。教団の本部があるのはハイファ。
新宗教の宗教施設としては世界初の登録とのこと。ハイファにある色とりどりの草花が彩るバハーイー庭園などが主な見どころ。

4: 【地図:D】 アッコ旧市街

オスマン帝国時代の建築物が多く残っており、さらに地下により古い十字軍時代の大規模な遺構が現存している。
海の匂いとアラブの雰囲気もあり、観光スポットして楽しめる場所だ。

5: 【地図:F、G、K】 聖書ゆかりの遺丘群-メギド、ハツォル、ベエル・シェバ

旧約聖書にも登場する3つの丘(テル)が対象となっている。
さらにこれらは単に旧約聖書で言及されているということだけではなく、古代の水利施設の遺構や、近隣諸地域の建築様式の影響が見られる建造物跡など、青銅器時代から鉄器時代にかけての都市や文化交流の様子を伝えていることも評価されている。
複数の時代の遺跡が層状に幾重にも重なっており、テル・メギドにいたっては主要な層が20層あり、約30の都市遺跡が積み重なっている。歴史的価値の高いものだ。

6: 【地図:H】 エルサレムの旧市街とその城壁群 (ヨルダンによる申請)

エルサレム市内の0.9km² の区画であるこの旧市街はイスラエルの観光主要ポイントだが、ヨルダンによって世界遺産申請され、ユネスコの世界遺産登録物件のひとつ。
ムスリム地区、キリスト教徒地区、ユダヤ教徒地区、アルメニア人地区に分かれており、約220もの歴史的建造物が世界遺産に登録されている。
見どころは多いが、主にユダヤ教なら「嘆きの壁」、キリスト教なら「聖墳墓教会」、イスラム教なら「岩のドーム」など3大宗教の聖地が見どころ。

7: 【地図:I】 イエス生誕の地 :ベツレヘムの聖誕教会と巡礼路 (パレスチナによる申請)

イエスの生誕の地であり、聖誕教会はローマ・カトリック(フランシスコ会)、東方正教会、アルメニア使徒教会で区分所有されている。
パレスチナ初の世界遺産登録であり、クリスマスなどには多くの人でにぎわう人気スポットだ。
パレスチナ自治区なので身分証の提示などがあるので、訪れる際はパスポートを忘れずに。

8: 【地図:J】 マサダ

人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例などが評価の対象。
死海から高さ400mにそびえる岩山の頂上に菱形で南北約600m東西約300mの台地になっている。そこにあるのがマサダ(要塞)。
ユダヤ戦争におけるユダヤ人の集団自決(73年)の場所で知られており、2000年近くにわたる離散の歴史が始まった場所。ユダヤ人にとっては思い入れが深い。
国立公園になっており、観光としても人気が高いスポット。荒涼とした砂漠の絶景も楽しめる。

9: 【地図:L】 ネゲヴ砂漠の香の道と都市群

紀元前2世紀頃から紀元3世紀頃のナバテア人の都市遺跡。
ハルザ、マムシト、アヴダット、シヴタの4つの都市遺跡と、6箇所の城塞・隊商宿、キャラバンが通った交易路の一部、そして交易路に打ち立てられた22箇所のマイルストーン群などが世界遺産の対象で、数十キロくらいの範囲で点在している。
荒涼とした砂漠地帯は地球のスケールを感じさせるスポットでもある。



Photos by runneralan2004 http://www.flickr.com/photos/runneralan/, The Akermarks http://www.flickr.com/photos/akermark/, Jean & Nathalie http://www.flickr.com/photos/jries/, paularps http://www.flickr.com/photos/slapers/8683269470/, young shanahan http://www.flickr.com/photos/youngshanahan/, rictulio http://www.flickr.com/photos/rictulio/

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