- Grand Place -歴史を語るギルドハウスを堪能する
            
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エリア:グラン・プラス地区   楽しみ方 ジャンル: 観光スポット巡り

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  • 観光スポット巡り

ブリュッセルと言えば、世界遺産に登録されるグラン・プラス。

有名なフランスの小説家ヴィクトル・ユーゴは「世界で一番美しい広場」と絶賛し、同じくフランスの芸術家ジャン・コクトーは「絢爛たる劇場」と賞賛したと言われる、ギルドハウスに囲われた縦110m、幅約70mの石畳の広場です。
古くから、街の政治、経済の中心として栄えてきたこの広場ですが、1695年のフランス軍の攻撃により、当時木製だったほとんどの建物が壊され、焼失してしまいます。唯一被害を逃れた市長舎以外の建物は、その後石造りで再建されたものです。
ギルドハウスとは、ベルギーの経済を支えていたと言っても過言ではない、ギルドたちが利用していた建物です。ギルド(Guilde)とは、中世ヨーロッパで繁栄した、商・工業者の間で結成された職業別の組合。商人ギルド、同職ギルドなどがあります。

ブラバン公爵の家、王の家も元のギルドハウスです。

正面に掲げられたモチーフから昔、どんな職業のギルドであったのかがわかります。

8番地 [星(L'Etoile)の家]
ほかのギルドハウスと比べると小さなたたずまいですが、世界最古のギルドハウスとして有名。現在は右壁に英雄セルクラースのブロンズ像が設置され、観光客でにぎわっています。

9番地[白鳥(Le Cygne)の家]
目を引くのは何と言っても、入り口上部に掲げられた白鳥です。フランス軍の爆撃後、18世紀に入り肉屋のギルドハウスとなりました。
その後はホテルになったり何度かの改装を経て、現在は高級レストランとブラッスリーが入っています。肉屋のシンボルであった白鳥はそのまま残っています。

10番地[黄金の木 (L'Arbre d'Or)の家]
グラン・プラス界隈でもひときわ目を引く黄金の騎士像を掲げた元ビール製造業組合のギルドハウス。現在は、ベルギーの代名詞のひとつビールの博物館になっています。

[黄金の木]のお隣は[薔薇(Rose)の家]と呼ばれており、ヴィクトル・ユーゴーが亡命中に利用していた[鳩の家]も有名です。

年間を通して様々なイベントが催され、何度訪れても「違った顔」と「変わらぬたたずまい」の両方を見せてくれるグラン・プラス。

ギルドハウスは中世から変わらずグランプラスを行き交う人々を見守っています。

グラン・プラスのイベントとして有名な、「フラワー・カーペット」隔年8月に5日間開催。
次回は2014年です。毎回変わるデザインが楽しみです。

毎年行なわれるイベントとしては、4月から9月の間、毎晩日没後に開催されるライトアップショーや、11月中旬から設置される幻想的なクリスマスデコレーションがあります。

期間中にブリュッセルへお立ち寄りの際には、お見逃しのないように!

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