メモリアル・チョルテンはブータンでは“近代国家の父”と呼ばれる3代目国王ジグミ・ドルジ・ワンチュクの栄誉を称え、第4代ジグミ・シンゲ・ウォンチュク国王がその意思を引き継ぎ1974年にチベット様式を用いて建てられた白亜の仏塔です。
内部には色鮮やかな仏画や仏像が数多く納められ、壁に沿うようにして作られた階段を上りながら見学できるようになっており、その最上階には立体マンダラが置かれています。朝早くから大きなマニ車を回す人や、仏塔の周りを、携帯用マニ車を手にしお経を唱えながら右回りに歩く人など信仰心の強いブータンの人々の生活が垣間見れる人気の観光スポットの一つとなっています。
ブータンでは毎月8日は観音菩薩の日、10日はグル・リンポチェの日、20日はお釈迦様の日、そして30日は仏教の日とされており、それらの日には朝早くから多くの人が集まりチョルテンの周囲をコルラする人々の姿を見ることができます。
※写真は全てトリップアドバイザー提供
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