エリア:フアランポーン駅周辺 特徴: タイ語住所必須 現金(Cash)のみ タクシー利用 MRT(地下鉄)
ジャンル: 寺院・遺跡ワットトライミットは1238年に建立され、以前は何の変哲も無い普通のお寺でした。中華街に位置するためタイの華僑の人々が好んでお参りする程度で極普通のお寺だったのでしょう。しかし現在では沢山の参拝客が連日訪れる有名なお寺になりました。それにはこのような理由があります。
1953年、市内の廃寺取り壊しが決定し、その境内には仏像が放置されていました。全身漆喰が塗られ所々それも剥がれ落ち、顔も歪みあまりに粗末な姿だったので、誰もこの仏像には見向きもしませんでした。
この仏像ををクレーン運び出そうとしたところ、見た目とは異なる異常な重さでクレーンが故障、作業は翌日へと持ち越され仏像は野外に放置されました。するとその夜は嵐となり一晩中雨と風が吹き荒れ、翌日作業を再開するために作業員が仏像に近づいて見ると剥がれた漆喰の隙間から黄金の光が漏れていました。
後の調査によるとこの仏像は700年~800年前のスコータイ時代に製作され、当時略奪の限りを尽くしていたビルマ軍から逃れるため、全身に漆喰を塗り普通の仏像であるかのようにカモフラージュされていたとのことです。純度は60%の金で出来ており、高さ3メートル、重さ約5,5トン、時価推定120億円の価値があるとのことです。
その黄金の輝きに包まれた仏像を拝んでみませんか。
ワット・トライミット(黄金仏寺院)を含むツアーコースは下記のツアーとなります。
近隣情報