曹渓寺は1395年に創建されました。創建時の名称は太古寺でしたが朝鮮戦争後の1954年に曹渓宗の名をとり、曹渓寺に改名されました。現在の「曹渓寺」は韓国仏教とその代表宗派である曹渓宗の主要寺院としての役目を果たしています。曹渓寺の法堂である大雄殿は、主要仏教行事の開催場所として使用されており、法会や講座、祭祀などの儀式も1年中行なわれています。
境内には樹齢500年で天然記念物第9号の白松もあり、こちらも見どころのひとつです。
大雄殿は1910年建立された法堂で、釈迦牟尼仏を奉安しています。その大きさは全国一と言われるほどです。
※写真:トリップアドバイザー提供
大雄殿の内部には大きな大仏3体が鎮座しています。
※写真:トリップアドバイザー提供
毎年5月には曹渓寺で韓国仏教最大の祭典とも言われる「燃灯祝祭(ヨンドゥンチュッチェ)」が開催されます。旧暦4月8日の釈迦誕生日(ソッカタンシンイル)を迎える時期に、毎年ソウルでは市をあげてお祭りが行なわれ、街のあちこちに燃灯(提灯)がぶら下げられます。
※写真:トリップアドバイザー提供
名称 | 曹渓寺(チョゲサ / 조계사) |
住所 | ソウル市 鍾路区(チョンノグ) 堅志洞(キョンジドン) 45 |
住所(韓国語) | 서울시 종로구 견지동 45 |
電話番号 | 02-768-8600 |
営業時間 | 24時間(大雄殿・極楽殿は4:00~22:30頃まで) |
休業日 | 年中無休 |
HP | http://www.jogyesa.kr |
アクセス | ・地下鉄1号線鐘閣(チョンガッ、Jonggak)駅 2番出口 徒歩5分 |
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