エリア:リマ・歴史地区 ジャンル: 博物館・美術館・劇場
宗教裁判所博物館は、リマ歴史地区のボリーバル広場に面した場所に位置しています。フランシスコ・ピサロはペルーを支配下においた後に、カトリックの宗教使節も活動を始めます。1584年に宗教裁判所が置かれ、ペルーが独立する1820年まで実際に裁判所として使われていました。裁判所ではカトリックへの改宗や、キリスト教の教義に反する「異端者」や、改宗を拒むインカ人に対する拷問が行われ、多くの人が命を落としました。宗教裁判所博物館ではその様子が蝋人形を使って、生々しく再現されています。
建物は新古典主義建築で、ペルー独立後の1800年代に再建と拡張がなされ、国立上院として使われ、1968年に一般に開放されました。この建物は国の史跡に指定されています。入場料は無料で、スペイン語と、英語のツアーガイドと共にまわります。ツアーの所要時間は約30分です。
(写真:トリップアドバイザー提供)
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