ピッティ宮
        Palazzo Pitti  
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エリア:フィレンツェ:南部   観光スポットジャンル: 広場・公園   世界遺産   観光名所・旧跡   博物館・美術館

  観光の特徴: 必見!   歴史・文化   カップル   ファミリー   マニア   子供連れ   ひとり旅   シニア   グループ

写真ギャラリー(21枚)

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トスカーナ大公が住んだ美しい庭園を併設した宮殿

15世紀半ば豪商ピッティがブルネレスキの計画によって4年かけて建設した。後にメディチ家の所有になり、当時庭園を囲んだ2階建ての7つの窓からなっていた宮殿は、コジモ1世の妻エレオノーラ・デ・トレードが両翼とギャラリーをつけ加えさらに増設された。18世紀にロレーヌ家の所有となった後もさらに宮殿は増築された。現在では、パラティーナ美術館をはじめ、近代美術館、衣装博物館、銀器博物館、陶器博物館の5つの博物館が入っており、宮殿の裏側の美しいボーボリ庭園など見どころがたくさんある。

パラティーナ美術館(Galleria Palatina)

かつてメディチ家のプライヴェートの住居として使用されていた有数の傑作コレクションを誇る美術館。宮殿2階面積ほぼ全体を占め、14室の華麗な展示室に多数の彫刻やフレスコ画、絵画があふれている。ロレーナ家により17世紀末に開館され、特にメディチ家の傑作コレクション、ラファエッロ、ティツィアーノ、カラヴァッジョなどに加え、ルネッサンス時代のイタリアとヨーロッパの画家と16世紀の作品を多数展示している。またそれぞれの展示室には15世紀~18世紀の家具や装飾品で華麗に飾られておりさらに豪華な雰囲気だ。展示室にぎっしりと並べられた作品は、歴代やグループごとに配列されてはなく、一家の好みの順よって飾られるので多少見方に左右されるが、その豪族の人柄を追いながら鑑賞するとまた違った見方が出来る。数ある中の代表作品としてフィリッポ・リッピの”聖母子”、ラッファエッロの”大公の聖母”、”ヴェールの女”、”椅子の聖母”、ティツィアーノの”美女”、その他ヴェロネーゼとティントレットらの素晴しい肖像画は必見。

Piazza de Pitti 1
055 294883

開館時間:火~日8:15~18:50

休館日:月曜

入館料:大人€8,50
    学生€4,25

*近代美術館と共通チケット料金

近代美術館(Galleria d'Arte Moderna)

宮殿の2階にある17世紀末~第一次世界大戦までに集めた、主にイタリアの絵画と彫刻を展示。30室からなる展示室にはネオクラシック調やロマンス調の作品があり、特にマッキャイオーリの豊富な絵画コレクションンと18世紀のイタリアの画家グループのデカダンス派、象徴派、後期印象派、点描派などに関した証書が見もの。

Piazza de Pitti 1
055 2388601/2388616

開館時間:火~日8:15~18:50

休館日:月曜

入館料:大人€8,50
    学生€4,25

*パラティーナ美術館と共通チケット料金

銀器博物館(Museo degli Argenti)

大公の夏の住居に使用された、宮殿の1階と中二階にあるフレスコ画の描かれた華麗な博物館。ここにメディチ家の貴重品が保存されており、ロレンツォ・マニフィコの貴石を施したの花瓶をはじめ、コジモ1世のカメオと彫刻、フランチェスコ1世のクリスタル製品、そしてマリア・マッダレーナの婚姻品として製作された、ジョージ・シュレイバーの小さな琥珀の祭壇など美しい作品の数々が展示されている。また宮殿の最後の後継者アンナ・マリア・ルイーザの宝石と共に、メディチ家が集めた東洋の陶器やザルツブルグの宝物品や16世紀~18世紀の銀製品などの約1000点の貴重品は特に見どころ。寄贈の間(Sala delle Donazioni)には17世紀から現在に至るまでの、イタリアとヨーロッパの名高い貴金属細工士が制作した宝石コレクションがある。

Piazza de Pitti 1
Tel 055 2388709/2388761
Fax 055 2388710
http://www.tesorodeimedici.it/index.php?it/

開館時間:8:15~16:30 11月~2月
     8:15~17:30 3月
     8:15~18:30 4月、5月、9月、10月
     8:15~19:30 6月~8月

休館日:第1、最終月曜、1/1、5/1、12/25

入館料:大人€7
    学生€3,50

*入館料は衣装博物館、陶器博物館、ボーボリ庭園に共通。

衣装博物館(Galleria del Costume)

ボーボリ庭園の高台の17世紀の小さな建物の中にあるモードの歴史を紹介した、世界で重要な博物館のひとつ。17世紀~19世紀までのアンティークコスチュームや、シアター用の衣装そしてアクセサリーなど約6000点を展示。展示物は2年ごとに更新され、またひとつひとつのアイテムを紹介するためにローテーション式の展示を行っている。

Piazza de Pitti 1
Tel 055 2388611

開館時間:8:15~16:30 11月~2月
     8:15~17:30 3月
     8:15~18:30 4月、5月、9月、10月
     8:15~19:30 6月~8月

休館日:第1、最終月曜、1/1、5/1、12/25

入館料:大人€7
    学生€3,50

*入館料は銀器博物館、陶器博物館、ボーボリ庭園に共通。

陶器博物館(Museo delle Porcellane)

ボーボリ庭園の高台中央にある17世紀の小さな宮殿内にある。メディチ家から宮殿が引き継いだ、イタリアとヨーロッパからの素晴しいポーセリンのコレクションが展示されている。ジノリが創立したドッチァの陶器から、セーブルやマイセンの陶器もあり、どの品もデザインや絵柄に優れた技術が施してある。1809年~1810年にナポレオンが、妹エリーザ・バチョッキのために製作されたセーブルの陶器は注目。

Piazza de Pitti 1
Tel 055 2388709

開館時間:8:15~16:30 11月~2月
     8:15~17:30 3月
     8:15~18:30 4月、5月、9月、10月
     8:15~19:30 6月~8月

休館日:第1、最終月曜、1/1、5/1、12/25

入館料:大人€7
    学生€3,50

*入館料は銀器博物館、衣装博物館、ボーボリ庭園に共通。

ボーボリ庭園(Giardino di Boboli)

メディチ家が手がけたイタリア式の庭園は、1766年に一般開園された。一部に菜園が取り入れられ、幾何学模様の小道にはオベリスクや銅像、噴水などで飾られ、なだらかな坂を上がると後方に宮殿全体が見渡せる。特に称賛された古代ローマ時代の像やバッチョ・バンドネッリやジャンボローニャらのルネッサンス時代の彫刻品は見ごたえがある。宮殿裏側の大きな円形劇場ではかつてメディチ家がイベントなどの鑑賞に使用していたものだ。またブォンタレンティの入り口上部が装飾で覆われた”洞窟”の中にはミケランジェロのレプリカ”牢獄”が置かれている。

Piazza de Pitti 1
Tel 055 2298732

開館時間:8:15~16:30 11月~2月
     8:15~17:30 3月
     8:15~18:30 4月、5月、9月、10月
     8:15~19:30 6月~8月

休館日:第1、最終月曜、1/1、5/1、12/25

入館料:大人€7
    学生€3,50

*入館料は銀器博物館、衣装博物館、陶器博物館に共通。



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エリア
フィレンツェ:南部
住所
Piazza de Pitti 1
TEL
055 294883
FAX
055264406
marker 目的地
ポンテヴェッキオから徒歩10分。