鄭家屋敷は1881年に建てられた、鄭觀應という思想家の私邸の跡地です。敷地面積およそ4000㎡、120mの奥行きがあり、60室以上の部屋を備えています。このような大きさの1家族用の私邸はマカオでも珍しいです。建物は伝統的な中国式住居に西洋的建築手法を取り入れたもので、見ごたえがあります。2階建ての建物は迷路のように入り組んでおり、探索するのも面白いでしょう。2002年から2010年までの修復工事中は長らく非公開でしたが、完成後一般に開放されるようになりました。内部には建物を修復する前と後を紹介する資料室もあります。まるで時が止まっているの様な不思議な空間です。入り口近くにはミュージアムショップが設けられています。
■営業時間 / 10:00-18:00(入場は17:30まで)
■ツアー(広東語) / <土>14:30-15:15, 15:30-16:15 <日>10:30-11:15, 14:30-15:15, 15:30-16:15
■定休日 / 水曜日
■入場料 / 無料
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