奉恩寺1200年以上前の794年に新羅(シーラ)の高僧が「見性寺(キョンソンサ)」という名前で創建しました。1498年、見性寺を改築して宣陵(成宗の陵)を管理する陵寺とし、名前を奉恩寺に改名されました。朝鮮時代に仏教寺院を縮小する政策がとられたなかでも、王陵を守る寺として全国的に名声を高めていき、僧侶の科挙試験にあたる僧科の試験も行われました。しかし奉恩寺は1939年の大火災で大部分の建物が焼失し、1941年から1942年にかけて現在の建物に再建されました。その後1562年には、今の江南区三成洞修道山に移転、現在まで約1200年の歴史を培ってきました。
真如門から大雄殿に向けて北向きに直進する参道の中ほどに位置しています。中に信者たちが願をかけて奉安した仏像が3300体安置され、天井やひさしの下には韓国的な民画や模様が描かれています。
※写真:トリップアドバイザー提供
大雄殿は1982年に創建されました。奉恩寺で最も重要な空間であり、「信行」活動の中心となる建物です。大雄殿の前面にある階段には王室だけで使われる龍があり、韓国の伝統木材建築物の美しさと自然と親和的な姿を見出すことができる場所。
※写真:トリップアドバイザー提供
弥勒殿は法王楼を増築する際、それを昔の姿のまま移転したものです。
※写真:トリップアドバイザー提供
1996年に完工した「弥勒大仏」は、奉恩寺の新しい城堡となった高さ23mの仏像。弥勒殿と弥勒仏を奉安した広場は、奉祝行事・公演等の文化行事が行われています。
※写真:トリップアドバイザー提供
名称 | 奉恩寺 / ポンウンサ 봉은사 |
住所 | ソウル市 江南区(カンナムグ) 三成洞(サムソンドン) 73 |
住所(韓国語) | 서울시 강남구 삼성동 73 |
電話番号 | 02-3218-4800 |
営業時間 | 4:00~22:00 |
定休日 | なし |
HP | http://www.bongeunsa.org/ |
日本語 | 可(外国人相談ボランティアあり) |
アクセス | 地下鉄2号線三成(サムソン、Samseong)駅 6番出口 徒歩10分 |
近隣情報