青く染まった空との夜景写真を撮りたい場合は日没後数十分辺りで撮影しましょう。さらに日が暮れると空は黒に染まり、建造物が光でより強調されてこちらも美しいです。

※写真：トリップアドバイザー提供

ローマ帝政期に造られた円形闘技場。現在ではローマを代表する観光地です。かつて多くの殺人（公開処刑を含む）が行われた場所だったことから、現在では死刑廃止のイベントのためにも使用されています。

[B： ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂]へは徒歩10分ほどで行くことができます

※写真：トリップアドバイザー提供

イタリア統一の立役者、初代国王ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世の偉業を称えて建てられた記念堂です。美しい真っ白な外観が夜はさらに輝きます。こちらの写真は目の前にあるヴェネチア広場からの撮影です。ヴェネチア広場はロータリーとなっていて交通量が多いので車には十分注意してくださいね。

[C： トレヴィの泉]へは徒歩およそ8分

※写真：トリップアドバイザー提供

巨大なバロック時代の人口噴水。トレヴィではコインを後ろ向きに泉へ投げ入れると願いが叶うという言い伝えがあります。また、投げるコインの枚数によって願いが異なります。1枚だと再びローマに来ることができ、2枚では大切な人と永遠に一緒にいることができ、3枚になると恋人や夫・妻と別れることができるとの言い伝えです。ちょっとびっくりですが、3枚の願いはキリスト教が離婚を禁止していたという歴史の名残りなんです。

[D： パンテオン]へは徒歩およそ8分

※写真：トリップアドバイザー提供

約2000年前に建造された神殿、パンテオン。元々は様々なローマ神を奉る万神殿でした。現在は修復されたものですが、とても保存状態が良く、現在もローマの人気観光スポットの一つです。

[E： ナヴォーナ広場]までは徒歩およそ7分

※写真：トリップアドバイザー提供

最も美しい広場のひとつ、Piazza Navona。迫力満点の３つの噴水をご覧いただけます。広場中央には「四大河の噴水」という4つの大河（ナイル川、ガンジス川、ドナウ川、ラプラタ川）を擬人化した彫像の噴水型のオベリスク・Fontana dei Quattro Fiumi、南には「ムーア人の噴水」、北側には「ネプチューンの噴水」が望めます。かなり見ごたえのある広場です。

[F： サンタンジェロ橋]までは徒歩およそ10分

※写真：トリップアドバイザー提供

とくにおすすめなのがこのサンタンジェロ橋です。こちらからは美しくライトアップされた「サンピエトロ大聖堂」を望むことができるんです。美しい大聖堂とローマの街並みがきらめき、黒に染まったテヴェレ川を照らします。橋自体も有名な芸術家・ベルニーニの自作の2体ふくむ10体の天使像の彫刻で飾られていますので見ごたえがありますよ。きっと素敵な思い出になるでしょう。

[G： サンタンジェロ城]は目の前にあります。

※写真：トリップアドバイザー提供

聖天使城、カステル・サンタンジェロともよばれています。ローマ帝国の皇帝・ハドリアヌスが自らの霊廟として建設したお城です。わずかに離れた場所にあるバチカンのサン・ピエトロ大聖堂とは秘密の通路で繋がっているといわれています。

[H： サン・ピエトロ大聖堂]へは徒歩およそ14分

※写真：トリップアドバイザー提供

カトリック教会の総本山。バチカン市国の南東端にあります。伝承によれば、サン・ピエトロ大聖堂はもともと使徒ペトロの墓所を祀る聖堂とされ、世界最大級の大きさを誇っています。

[I： ジャニコロの丘]までは徒歩およそ26分

※写真：トリップアドバイザー提供

バチカン市国周辺・下町トラステヴェレ地区にある丘です。ここへ来るのは少し体力がいるかもしれません。88メートルある丘を登って頂上のガリバルディ広場にでます。広場にある像はイタリア王国統一に貢献したジュゼッペ＝ガリバルディの騎馬像と命を落とした兵士の記念碑。ジャニコロの丘はローマの中心地からすこし外れていますが、ローマのトラステヴェレ地区を一望できる開放的なスポットとして愛されています。こちらの丘から夕暮れから日没まで眺めるのも楽しみ方の一つですね。

※写真：トリップアドバイザー提供