パソ・インペリアルはリオデジャネイロのセントロにある歴史的建造物です。1743年に完成したこの場所には知事ゴメス・フレイレ・デ・アンドラーデの邸宅として使われていました。ポルトガルから王室が遷都した際の1808年、ジョアン6世がここを王宮として使用しました。その後君主制になり、皇帝ドン・ペドロ1世および2世の住宅兼仕事場として使われるようになります。また、この建物は、1888年に王女エリザベスが宮殿の階段から奴隷法の解放を宣言した場所としても知られています。
長い間使われなくなっていたこの建物も再び文化の中心地に戻るよう、1980年代に改装され、展示会やコンサートが行われ、外国映画が頻繁に上映されるアートハウスになりました。ブラジルの偉大な建築家へのオマージュを含め、建物の歴史について常設展示をしています。歴史的な建造物の中に現代的要素が混ざった面白い場所で、映画のほか、レストランやカフェも入っています。カフェではDVDや音楽をかかっていてオシャレです。
(写真:トリップアドバイザー提供)
1743年の完成後から、ポルトガルの皇族を迎え、皇帝の邸宅として使われてきたブラジルのこの偉大な建築の歴史を常設展で学ぶことができます。見学が終わった後は、同じ建物内のカフェでお茶する、というプランもありです。
(写真:トリップアドバイザー提供)
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