エリア:フラメンゴ/ カテテ/ グロリア地区 ジャンル: 観光名所・旧跡 博物館・美術館・劇場 街並み・街歩き、散策
カテテ地区にはかつての権力者の邸宅や、その贅沢な造りの柱や広場、が見られ、権力を誇ったエリアであることがわかります。セントロ近くにあるこの界隈の今日の暮らしぶりは昔と比べると慎ましいと言えます。小さな店、緑の多い住宅街路、そして過ぎ去った時代を象徴する植民地時代のカラフルな建物がカテテを特徴づけています。
そんなカテテ地区にある共和国博物館は、かつてのブラジル大統領が住んでいた宮殿で、63年に渡ってブラジル行政府の中心地でした。ここに元大統領ジェトゥリオ・ヴァルガスが住み、自殺をした居間も残されています。ブラジリアに遷都した後、1960年に博物館としてオープンし、観光客を集めています。博物館ではアートや家具、文書、企画展の作品を通してだけでなく、宮殿自体もブラジル共和制の歴史を感じることができます。
建物は新古典主義建築で、広大な庭園があります。正面ファサードはピンクの御影石や大理石で、入口は白い大理石で囲まれる豪華な造りです。建物の上には銅のワシが飾られています。各部屋には客室には19、20世紀のフランス、ブラジルのアンティーク家具、壁や天井に多数の絵画のほか、彫刻、シャンデリア、磁器が置かれています。ブラジルの歴史に興味がない人でも、この豪華な建物と内装を見るだけでも価値があります。
(写真:トリップアドバイザー提供)
大統領宮殿であった当時の姿を残す建物内は豪華になっています。アンティーク家具、シャンデリア、絵画など当時の大統領の生活を思い浮かべられるものばかりです。
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