サン・ベント駅は1900年に建造されたポルトを代表する美しい駅です。ポルトガルの建築家マルケス・ダ・シルバがフランスのぼざーる様式の影響を受けデザインしたもので、外観やマンサード屋根などは19世紀中ごろのパリスタイルで造られています。何といってもこの駅の見どころは構内の壁を彩る約2万枚のアズレージョです。このアズレージョはジョルジュ・コラソによって1930年に制作されたものです。アズレージョにはジョアン1世のポルト入城やセウタ攻略など、ポルトガルの歴史が描かれています。この美しいアズレージョのためだけにサン・ベント駅に訪れる観光客も多く、ポルトでも人気の観光スポットの1つとなっています。
※写真:トリップアドバイザー提供
駅構内にある合計面積551m2に渡る2万枚からなるazulejo(アズレージョ)はジョルジュ・コラッソにそって制作されました。アズレージョに描かれている絵はポルトガル歴史にまつわる出来事で、言うなれば青タイルでつづった歴史絵巻物のようです。
※写真:トリップアドバイザー提供
名称 | サン・ベント駅 / Estacao De Sao Bento |
住所 | Praca Almeida Garrett, Porto |
アクセス | 鉄道サン・ベント(Sao Bento)駅 |
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