エリア:中心部 ジャンル: 観光名所・旧跡 イベント 博物館・美術館
観光の特徴: 必見! 出会い ショッピング 歴史・文化 カップル ファミリー 子供連れ ひとり旅 シニア グループ・団体プラド美術館、ティッセン=ボルネミッサ美術館と並び、マドリードの芸術「ゴールデン・とラインアングル」を形成する1つの美術館です。プラド美術館とは異なり、近代・現代絵画が中心のコレクションです。
この美術館を訪れる多くの人々の目的は、ピカソの「ゲルニカ」です。1937年に描かれたこの作品は、当時のスペイン内戦をテーマにしていて、20世紀芸術の傑作の1つです。スペイン内戦中に、フランコ将軍を支援するナチスによって爆撃されたバスクの小都市ゲルニカの街にインスピレーションを受け、戦争をテーマとしながらも、武器や軍隊、戦闘機などを使わずにに戦争の恐怖を描き出しました。パリ万国博覧会に展示されたこの作品はロンドンなどを巡り、1939年ニューヨーク近代美術館に預けられました。スペイン政府は絵の返還を求めたものの、ピカソは「スペインに自由が戻るまでは、この絵を戻すことはない」と拒否しました。1973年にピカソが、1975年にフランコ将軍が亡くなった後、スペインとニューヨーク近代美術館でとの間で絵の返還交渉が行われ、1981年にスペインに返還されました。
ゲルニカ以外にもピカソの作品が展示されているほか、ダリやミロ、タピエスといったスペイン芸術が中心に展示されています。美術館ではコレクションの拡充に努める一方で、訪れる人々が近代美術や現代美術に親しみ、知識を増やせるような活動にも力を入れています。主にビデオ、映画、写真といったメディアが重要な役割を果たしています。
休館日の火曜日を除く、月曜から土曜の午後7-9時、日曜の午後3-7時は入場無料になります。ゲルニカだけが目当ての方にはこの無料の時間帯を利用されるといいと思います。4月18日、5月18日、10月12日、12月6日は1日中無料で入場できます。
(写真:トリップアドバイザー提供)
(写真:トリップアドバイザー提供)
スペインを代表するアーティスト、ダリの作品も展示されています。
(写真:トリップアドバイザー提供)
パティオに展示されているミロの彫刻。
(写真:トリップアドバイザー提供)
施設名 | Queen Sofia Arts Center (Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofia) |
住所 | Calle de Santa Isabel, 52, 28012 Madrid |
電話番号 | +34 917 74 10 00 |
予約 | WEB予約可 |
入場料 | 一般€6(月・水-土の19:00以降、日曜15:00以降、4/18, 4/27, 5/17, 5/18, 10/12, 12/6は無料) |
営業時間 | <月・水-土>10:00-21:00, <日曜日>10:00-19:00 |
定休日 | 火曜日、1/1、1/6、5/1、5/15、11/10、12/24、12/25、12/31 |
公式サイト | http://www.museoreinasofia.es/ |
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