ホーム > イスラエルの楽しみ方一覧へ > タクシーで隣の国へ。【アカバ】(ヨルダン)
エイラットに行けば海岸づたいに隣の国がすぐそこに見えるという、島国日本ではありえない光景がそこにある。
右を見ればエジプト、左を向けばヨルダンが見える。
遠目には右も左も同じような景色ではあるが、ちょっと好奇心がかきたてられる。
そこで、イスラエルから隣の国を覗いてみるということで一番気軽に行けるヨルダンのアカバをご案内します!
アカバはヨルダンにとって唯一のビーチリゾート。
ということはヨルダン中の人が泳ぎにきていつも賑やかかというとそうでもない。
地元の人は服を着たまま水と戯れる程度。女性は長袖の服を着て座っているだけで海の中には入らない。
子供がはしゃいでいるだけのような光景。
お酒を飲まないため夜も静か。イスラエルとは宗教文化の違いで、光景や雰囲気がまるで違う。
海外からの観光客は中心部より南のビーチ・リゾートに集まる。
エイラット中心からアカバまでは直線距離でわずか約6km。
その中間に国境があり、国境までと国境からはそれぞれタクシーの移動になる。
タクシーで国境イスラエルイミグレーションまで行き、出国税105NISを支払う。
国境を越え100mほど歩くとヨルダンのイミグレーションがある。
本来ヨルダン入国にはビザが必要なのだが、エイラット側の国境では実際何もせずに普通に入れる(他の国境はビザが厳しい場合がある)。
パスポートを提示し、スタンプを押してもらい入国。
ヨルダンに入るとタクシーがたくさん待機しており、10JD前後(約1450円)でアカバ中心部へ行ける。
タクシーは吹っかけられたり、相乗りだったり、イスラエルに比べればちょっとめんどくさい場合もある。お国柄といえばそれまで。
アカバ中心街の前は公共のビーチだが、現地のローカル色が強く、女性が肌を露出しないという状況なので、女性にとっては水着になりにくい。男性からすれば景色的におもしろくない(?)状況。海外からの観光客の多くはタクシーなどで南下し有料のプライベートビーチで遊ぶ。料金は2000円前後。少し南に行ったほうが海の透明度が高いということもある。
もちろんダイバー憧れの紅海。ダイビングなども楽しめる。
The Berenice Beach Club などはプールや各種アクティビティー併設で有名。
HP: http://www.berenice.com.jo
映画アラビアのロレンスの舞台にもなった場所で、切り立った岩山と砂漠地帯があるのみ。今でも映画の世界そのものだ。
砂漠の広がる平坦面から1750mの高さの岩山など、自然の光景に圧倒される。
アカバ中心部から4WDジープなどのツアーで1時間くらいで行ける。
ベドウィンのテントなどで宿泊することも可能で(その場合電気が無い)、周りに砂漠しかない世界から見る星空は格別。地球という星にいるということを改めて感じさせてくれる。
昼暑くても、夜は寒く感じる場合があるので服装や、水など携帯品にも気をつけたい。
ここからさらに足を伸ばしてペトラに行くという手もある。
写真:トリップアドバイザー提供
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