市中心からタクシーで15分くらいに位置する国内随一の博物館。
広大な敷地の中には50万点近い圧倒的な展示物を抱え、一日で全部見きれないほど。
有史以前の「考古学棟」から、博物館のメインである「死海写本館」、モダンアートの美術品を展示した「美術棟」まで、幅広い時代を展示。まさに国の宝庫というべき博物館だ。
建国前よりユダヤ民族の美術品収集で知られていたベツァレル民族美術館を解消し、1965に国立博物館として開館された。
圧倒的な量と質だけでなく洗練された雰囲気も海外からの来館者の満足度が高い要因。
■開館時間:10:00~17:00、火曜16:00~21:00、金曜・祝日前10:00~14:00、土曜・祝日10:00~17:00
■休日:無休
■入館料:大人50NIS,学生37NIS
■行き方:バスならNo.7,7a,9,14,32a,35,99、タクシーなら中心部から15分ほど。
■詳細HP:http://www.english.imjnet.org.il/
真っ白なタマネギのオブジェのような死海写本館。写本発見当時の壺のふたをイメージしたとされる。
20世紀最大の発見といわれる「死海写本」は必見。その他さまざまな貴重な資料も展示している。
第2神殿時代(紀元前538年から紀元後70年)のエルサレムを50分の1の大きさに再現した模型。緻密な作りがすごい。
イサム・ノグチデザインによる庭園。ピカソやヘンリー・ムーアなど著名な作家の作品も展示されている。
シナゴーグなどをはじめ、世界中のユダヤ人の生活に関連したものを展示。世界に散らばったユダヤ人の状況がわかる。
20万年前の有史以前の出土品などが展示されている。古代のヘブライ語の碑やカナン人の土器など、改めて歴史の深さを確認できる貴重で膨大な数の展示物が集められている。
子供用の体験学習スペースの「青年棟」もある。年間10万人もの子供たちも訪れるイスラエル博物館。家族で訪れても有意義。
レンブラントやユダヤ人であるシャガールなどのモダンアートを展示。様々な企画展示も行われており、訪れるたびに新しい発見があるかも。
Photos by rictulio http://www.flickr.com/photos/rictulio/, israeltourism http://www.flickr.com/photos/visitisrael/, Episcopal Florida http://www.flickr.com/photos/episcopalflorida/
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