セーチェーニ橋はハンガリーの首都ブダペストに架かる有名な吊り橋です。ブダペスト市内のドナウ川沿岸で最初に架かった恒常的な橋で全長は380メートル、西岸のブダ地区と東岸のペスト地区を結んでいます。
イングランドの技師ウィリアム・ティアニー・クラーク(William Tierney Clark)が設計し、建設はスコットランドのアダム・クラーク(のちハンガリーに帰化してクラーク・アーダーム、Clark Ádám)の監督とハンガリー人セーチェーニ・イシュトヴァーン伯爵の支援のもとで建てられました。
昼間のセーチェーニ橋も素敵ですが夜のライトアップされたセーチェーニ橋は特に美しくブダペストでも人気の観光スポットになっています。
橋の両側のたもとにあるライオン像(合計4頭)は1852年に設置されたものです。手がけたのは彫刻家のマルシャルコー・ヤーノシュ (Marschalkó János) ]。このライオン像に関して、舌がないので除幕式の際に人々が彫刻家をからかい、彫刻家はドナウ川に投身自殺してしまったという逸話が有名です。しかし、実際は口の奥に舌はあり、彫刻家はライオンは舌を垂らさないという判断でそのように彫ったのだと言われています。
※写真:トリップアドバイザー提供
現在のセーチェーニ鎖橋は、ブダペスト市内に架かる橋の中で最も美しいとも言われています。、ヨーロッパ全体で見ても特に美しい橋のひとつであるとも言われるほど有名な桟橋です。この橋は夜になると美しくライトアップされ写真撮影の人気スポットになっています。
また、この橋は車道と歩道とが存在する橋ですが、6月中旬から8月中旬には休日だけ歩行者天国になります。
※写真:トリップアドバイザー提供
名称 | セーチェーニ桟橋 / Szechenyi Lanchid |
アクセス | 地下鉄1,2,3号線 デアーク フェレンツ テール(DEAK FERENC TER)駅から徒歩 10分 |
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