1384年〜1918年の間、バイエルン王家としてミュンヘンを治めてきた名家ヴィッテルスバッハ家の本宮殿。1385年に始まった宮殿建設はルネッサンス、バロック、ロココ様式へのたび重なる増改築が行われたため、かなり複雑な構造をしています。内部は4つの博物館と劇場から成っています。王位の間、皇帝の間、大広間、ルネッサンス様式のフレスコ画が印象的なアンティクアリウム、銀食器で埋め尽くされた銀の間など豪華絢爛です。また陶磁器、調度家具、など膨大なコレクションが展示されています。
■場所:ドイツ連邦共和国、バイエルン州、ミュンヘン市
■時間:4月−10月19日:9:00〜18:00、10月20日−3月:10:00〜17:00(入館は閉館1時間前まで)
■休日:12月24、25、31日、1月1日
■入館料:大人:€7、団体:€5(15名以上)、宝物殿とのコンビチケット:€11、庭園:入場無料
レジデンツ博物館の最大の見どころです。奥行きなんと69mもある広々とした大ホールです。ルネサンス様式の丸天井には素晴らしいフレスコ画が、柱にはレリーフ彫刻などの装飾が隅々まで施されています。当時のバイエルン王家、ヴィッテルスバッハ家の権力の高さが伺え、とにかく圧巻です!
限りなく続くおびただしい部屋の数々は何処もまばゆいばかりの金色で装飾細工がなされており、ヴィッテルスバッハ家の権威力を「これでもか!」と言わんばかりに誇示しています。この豪華絢爛さはフランス王家のベルサイユ宮殿やウィーンのハプスブルク家のシェーンブルン宮殿に引けを取らないでしょう。これらの部屋は自由に行き来出来ます。
※写真:トリップアドバイザー提供
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