ヴレロ・ボスネはサラエボの南西12kmにある自然公園及び泉です。ヴレロ・ボスネ(ボスナの泉)のその名が示すようにボスナ川の源泉となっており、ボスニア・ヘルツェゴビナの自然的なランドマークとなっています。ヴレロ・ボスネはサラエヴォ郊外にあり、イリジャの近くに位置しています。サラエヴォ都市圏にありながら、この地域ではもっとも美しい自然景観の一つとして有名であり、ボスナ川の源流であるためボスニア・ヘルツェゴビナ国内でも重要な水源の一つにもなっています。
ヴレロ・ボスネはボスニア・ヘルツェゴビナ紛争が起こった1990年代、周辺部の整備は放置されていましたが、2000年代に入ると国際自然保護団体や地元のティーンエイジャーによって清掃活動などが行われるなど、現在では大規模な再建プロジェクトが進められています。
今日では泉周辺は再び海外からの観光客を集める観光地して復活し自然を楽しんだり、地元の人がリラックスする場となっています。ヴレロ・ボスネの周辺はレストランやカフェがあり、特に夏場の週末などは多くの人で賑わいピクニックなどを楽しんでいます。また、小さな流れや小島は橋で結ばれているため散策にはちょうど良く、カモやハクチョウなどの動物も多く生息しています。
※写真は全てトリップアドバイザー提供
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