スピシュスキー城はスロバキアの首都、プラチスラヴァから東400kmほどの場所レヴォチャ郡スピシュスケー・ポドフラジエ市郊外にある城です。現在は廃墟になっていますが、緑の草原が広がる丘の上に建っている美しい城として世界遺産にも登録されています。
この城は13世紀初頭、タタール人の侵入に備えて建てられ、15世紀から16世紀にかけてルネサンスやバロックなどの様式で増改築されました。18世紀に火災が起き、その後はそのまま放棄され現在の廃墟になっていしまいました。現在一部は再建されて博物館になっています。
城内は5月から10月までの間は毎日(4月および11月は予約限定)一般公開されており2006年には約17万人が来場したほど人気の高い観光スポットになっています。また、この城はドラゴンハート(1996年・米映画)、冬のライオン(2003年・英テレビ映画)、The Last Legion(2007年・米映画)などの映画ロケ地にも使われています。
※写真:トリップアドバイザー提供
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