スロベニア~Slovenia

西はイタリア、北はオーストリア、南や南東はクロアチア、北東でハンガリーとそれぞれ国境を接している国スロベニア。1991年6月25日に旧ユーゴスラヴィアから独立しました。日本の四国ほどの大きさしかない小さな国ですが、地中海やユリアンアルプスなどといった変化に富んだ様々な地勢を有しており、「新たなヨーロッパ」の中でも最も奇麗な景観を持ち観光地としても人気を集めています。
スロベニアには歴史的建造物の残る美しい旧市街、6000ヵ所以上ある鍾乳洞や数々のイタリア文化の影響を受けた素晴らしい街が点在しています。

★☆おすすめエリア・見どころ☆★

リュブリャナ~Ljubljana

スロベニアの首都リュブリャナはイタリア北東部からスロベニアにまたがるジュリアン・アルプスから南東に約50kmのところに位置しています。神聖ローマ帝国、オーストリア・ハンガリー帝国の影響を受けて発展してきた街で現在はスロベニアの政治、経済の中心として君臨しています。旧市街にあるバロックやルネッサンス、アールヌーボーの各様式が混合した建物、中世のお城や国立現代史博物館などリュブリャナには見どころが満載です。

【プレシェーレン広場】
リュブリャナの中心となる広場。広場の南側にはリュブリャニツァ川が流れ、三本橋が架かっています。広場にはスロベニアの詩人フランツェ・プレシェーレンの銅像とフランシスコ教会があります。

【三本橋】
プレシェーレン広場の南側にある三本の橋。橋自体は中世から存在しているが、スロベニア人の建築家ヨジェ・プレチニックにより、歩行者専用の橋を両側に付け加え、1932年に現在の三本橋になりました。

【肉屋の橋】
三本橋と竜の橋の間にある橋。2010年に完成した橋で、愛を誓い合う南京錠が欄干に取り付けられ、恋愛スポットとして知られるようになりました。

【竜の橋】
リュブリャナの象徴である竜が欄干に装飾されている橋。リュブリャナで初となる鉄筋コンクリートでできた橋で、1901年に完成しました。

【フランシスコ教会】
プレシェーレン広場に面して建っている教会。イタリアの影響を受けた装飾が素晴らしい1646年から1660年の間に建てられた教会です。日曜日の午前中は礼拝が行われ、観光客も参加できます。

【リュブリャナ城】
旧市街が一望できる丘の上に建つ城で、1144年に建設されました。1335年からはハプスブルク家に継承され、一時は刑務所として利用されていたこともありましたが、リュブリャナ市によって1905年に買収され、現在に至っています。城内にカフェがあり、景色を楽しみながらカフェタイムを満喫できます。竜の橋から南に少し歩いたところにあるクレコフ広場に、城の入り口まで行くケーブルカーの乗り場があります。

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