基本情報

国名

◆日本語表記:モンテネグロ
◆正式名称:ツルナ・ゴーラ(Црна Гора、Crna Gora)
◆公式英語表記:Montenegro
◆首都:ポドゴリツァ

モンテネグロの概要

国名モンテネグロ
首都ポドゴリツァ
面積13,812km2
人口624,000人
言語モンテネグロ語
通貨ユーロ (€) (EUR)
大統領フィリップ・ヴヤノヴィッチ(2014年10月現在)
宗教74%が正教会、イスラム教が17.74%

モンテネグロの祝祭日

1月1日元日5月1日メーデー
1月6-7日クリスマス5月9日戦勝記念日
移動祝祭日聖金曜日5月21日独立記念日
移動祝祭日復活祭7月13日国家の日
移動祝祭日復活祭の翌月曜日


気候・時差

モンテネグロは地中海性気候に属しています。日本と同様にし四季があり、夏期は温暖で降雨量が少なく、冬期は雨量が多くなるのが特徴です。

ベオグラードは年間平均気温は摂氏11.7度であり、最も暑い7月の平均気温は25度に達します。平均的に、年間31日は気温が30度を越え、95日は25度を越える日が続きます。ベオグラードの年間降水量は700mmで、最も晴れる月は7月と8月であり、10月は平均的です。12月と1月は日照が最も少なく、平均すると一日あたりの日照時間は2-2,3時間程度ととても短くなります。

旅行のベストシーズンは4~10月ごろと言われており、特に7・8月はヨーロッパ各地から多くの旅行者が訪れます。

■ベオグラード・東京の平均気温比較■

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
ベオグラード(℃)1.43.27.612.818.320.922.922.818.112.97.12.5
東京(℃)5.56.212.115.219.822.927.329.225.219.813.58.3

■ベオグラード・東京の平均降水量比較■

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
ベオグラード(mm)45.039.451.356.056.4103.661.657.548.650.153.458.7
東京(mm)48.660.2114.5130.3128164.9161.5155.1208.5163.192.539.6


【時差】
モンテネグロと日本の時差は8時間です
日本時間マイナス8時間(UTC+1)ですのでモンテネグロが正午のとき、日本は午後8時になります。
サマータイム(4-10月)時は日本との時差は7時間で日本時間マイナス7時間となります。

時差早見表 (UTC +1)

日本の時刻01234567891011121314151617181920212223
現地の時刻16171819202122230123456789101112131415


治安

モンテネグロは他の中欧の国に比べると治安は安定しています。ただし、経済があまり良くないためスリやひったくり等の軽犯罪が増加傾向にあります。特に夏期の旅行シーズンやリゾート地では犯罪被害に遭いやすくなりますので注意しましょう。

※治安状況は常に変化していますので、出発の前に最新の現地状況をマケドニア大使館や外務省海外安全ホームページで安全情報や注意事項等を必ず確認しましょう。


通貨・両替・チップ・税金

通貨・両替・チップ

【通貨】
通貨単位はユーロ(€)、補助通貨単位はセント(¢)です。
紙幣の種類は5、10、20、50、100、200、500ユーロの7種類
硬貨の種類は1、2、5、10、20、50セント、1、2ユーロの8種類
※2014年10月21日現在1ユーロが約136円

【両替】
現地での両替は空港や銀行、市内の両替所で可能です。一部両替所では日本円からの両替ができない場合がありますので。日本で両替しておくのがおすすめです。
ATMは都市部や大きい町にありますので、海外対応のキャッシュカードやクレジットカードのキャッシングサービスで現地マネーを引き出すこともできます。レートや手数料はカード会社などによってことなるので出発前に確認しておきましょう。

【チップ】
・ホテル:枕チップ一人1ユーロ程度
・レストラン:特によいサービスと感じたら10%程度
・タクシー:料金の10%程度

税金

モンテネグロではほとんどの商品にPDVと呼ばれる付加価値税が19%かかっています。
ただし、モンテネグロでは、旅行者に対する払い戻し制度ありません。

電気・通信事情

電圧

日本での電圧は100ⅤでプラグはAタイプですが、モンテネグロの電圧230V、周波数は50Hz、プラグはCタイプですので気を付けましょう。
日本製の100Ⅴのものを使う場合には変換プラグ・変圧器が必要な場合があります。電圧と消費電力は取扱説明書や製品本体に表示されています。「全世界対応タイプ100V~240V」の製品でしたら変換プラグを使うだけでそのまま使用できますが、「日本対応タイプ100V」の製品の場合は変換プラグ・変圧器の両方が必要となります。
日本の製品をモンテネグロで使う予定のある方は事前に確認して行きましょう。

変換プラグ

日本の電気製品を海外で使用するために、電源プラグ形状を変換するためのアダプターです。使いたい電化製品が全世界対応タイプ100V~240Vタイプのものでしたらこの変換プラグに差し込みそのまま使用できます。この変換プラグは日本の家電量販店や空港などで200円~500円と手頃な価格で購入できます。旅行前に1つは用意しておくとよいでしょう。また、旅行にたくさん行かれる方は約2000円程で手に入る、どこの国のプラグにも対応可能なマルチタイプの変換プラグがおすすめです。

変圧器

変圧器とは使用する電化製品の電圧を海外の電源電圧に変更するものです。例えば日本の製品をモンテネグロで使う場合この変圧器を通して使えば日本の製品100Vのものをモンテネグロの電源電圧230Vに変換してくれます。
消費電力の小さい電化製品なら旅行用の変圧器(約3000円~)で使用することができますが、消費電力の大きい電化製品(ドライヤーなど)は旅行用の小さな変圧器では使用できません。ホテルで変圧器を貸し出しているホテルも一部ありますので出発前に確認していくことをおすすめします。

インターネット

モンテネグロのカフェやレストランでは無料wi-fiサービスが普及してきています。ノートパソコンやスマートフォンを持ち込めば気軽にインターネットを利用することができます。またホテルでもwi-fiサービスを提供している所が多いので事前に確認しておくと良いでしょう。
インターネットカフェを利用する場合はパスワードなどの個人情報が残らないよう十分に注意しましょう。

電話・郵便

電話

★電話のかけ方【モンテネグロ→日本】
国際識別番号は「00」、日本の国番号は「81」です

・03-1234-5678へ電話をかける場合
00-81-3-1234-5678
(国際識別番号+日本の国番号81+相手 
の番号※)
※市外局番の最初の「0」は不要です。エラーになる場合があるのでご注意ください。

・携帯電話090-1234-5678へ電話をかける場合
00-81-90-1234-5678
(国際識別番号+日本の国番号81+相手の番号※)
※こちらも同様で携帯番号の最初の0は不要です。

★電話のかけ方【日本→モンテネグロ】
利用する電話会社や電話の種類(固定電話、IP電話、携帯電話)で番号が異なります。事前に確認が必要です。
利用している電話会社のウェブサイトで確認できます。

・例)KDDI(001)からモンテネグロ02-1234-5678へ電話する場合(※モンテネグロの国番号は「382」です)
001-010-382-2-1234-5678
(利用する電話会社のアクセスコード+国際通話識別番号+モンテネグロの国番号387+相手の番号※)
※モンテネグロからかける場合と同様、電話番号の最初の「0」は不要

郵便

【郵便料金】
ハガキ・20g以下の封書:€1.05
日本まで約5-10日で到着します。

【営業時間】
平日7:00-19:00、土曜8:00-14:00、日曜は休業

入出国

ビザ・パスポート

・ビザ:モンテネグロに観光目的で最初に入国した日から6ヵ月以内で合計90日以内の滞在であればビザは不要です。
・パスポート:残存有効期間は6ヵ月以上あることが望ましいとされています。出発前に必ず確認しましょう。

※ビザ・パスポート等の情報は予告なく変更されることがございます。
必ず大使館、領事館または旅行会社でご確認ください。

【モンテネグロ名誉領事館 Honorary Consulate of Montenegro in Japan】
住所:〒100-0011 東京都千代田区内幸町2-2-1
日本プレスセンタービル2階 新潟日報東京支社 内
電話:03-5510-5511(新潟日報東京支社代表)

入国手続き

日本からモンテネグロへの直行便はありませんので、ウィーン、フランクフルト、イスタンブール、ローマ、パリなどで乗り継いでモンテネグロに行きます。
日本からモンテネグロまで同日乗り継ぎはできないので、経由地で1泊する必要があります(所要時間は経由国によって異なります)

【モンテネグロへの入国】
①入国審査
イミグレーションカウンターでパスポートを入国審査官に提示して入国スタンプを押してもらいましょう。

※モンテネグロ入国の際に€2,000以上を持ち込む場合、外貨申請の手続きが必要になりますので入国審査官に外貨申請書を作成してもらいましょう。

②荷物の受け取り
搭乗した便名が表示されているレーンへ行き荷物を受け取りましょう。スーツケースは似たデザインのものが多いので取り間違えに注意しましょう。スーツケースにはネームタグをつけ、目印をつけておくのもよいでしょう。
もし荷物が見つからない場合や破損していた場合、荷物預り証を持って係員に相談しましょう。

③税関申告(必要がある場合のみ)
税関申告が必要な方は赤色のサインが出ている税関カウンターへ向かいます。酒やタバコの免税範囲を超えている場合は、申告が必要です。申告するものがある場合は、検査台へ進み検査を受けます。
申告するものがない場合は緑色のサインが出ている出口へと向かいましょう。

出国手続き

【出国準備】
個人で旅行の方は、出発の72時間前までに帰国便の確認をしましょう。再確認が必要でない航空会社もあるので事前に旅行会社または航空会社に確認しておくとよいでしょう。
また、搭乗便出発の48時間~1時間前(航空会社によって違いあり)からインターネットでチェックインができるサービスを行っている航空会社も多くあるので事前に確認することをお勧めします。事前にチェックインしておくと当日スムーズに出国手続きができます。

①搭乗手続き
利用する飛行機の便名・時間を案内板で、チェック(搭乗手続き)している場所を確認します。カウンターへ行きチェックインと手荷物でない荷物を預けます。(事前にwebチェックインを利用しチェックイン済みの方は荷物を預けるだけです)

②手荷物検査
機内持ち込みの荷物検査、ボディチェックがあります。機内持ち込み禁止物や液体類については規制があるので注意が必要です。時間によっては混み合う場合があるので余裕をもって行きましょう。

③出国審査
出国審査のカウンターへ行き、審査官にパスポート、搭乗券を提示します。本人であることが確認されたら、パスポートに出国スタンプが押され返却されます。

④搭乗
飛行機の離陸予定時間30分前に搭乗が始まります。乗り遅れないようにしっかりと時間に余裕をもって行動しましょう

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