基本情報

国名

◆日本語表記:スロバキア共和国(通称:スロバキア)
◆正式名称:スロバキア語でSlovenská republika、通称 Slovensko(スロヴェンスコ)
◆公式英語表記:Slovak Republic(通称:Slovakia)
◆首都:ブラチスラヴァ

スロバキアの概要

国名スロバキア共和国
首都ブラチスラヴァ
面積49,036km2
人口5,445,000人
言語スロバキア語
通貨ユーロ (€)(EUR)
大統領アンドレイ・キスカ(2014年9月現在)
宗教カトリックが最も多く60.3%

スロバキアの基本情報(2015年)

1月1日独立記念日7月5日聖キリルと聖メトディウスの日
1月6日公現祭8月29日スロバキア国民蜂起記念日
4月3日※グッドフライデー9月1日憲法記念日
4月5日※イースター9月15日聖母マリアの日
4月6日※イースターマンデー11月1日諸聖人の日
5月1日メーデー11月17日改革記念日
5月8日解放記念日12月24-26日クリスマス

※は移動祝祭日のため毎年変わります。

気候・時差

スロバキアには日本と同様にはっきりとした四季があります。スロバキアの国土面積は小規模ですが、国土面積に比べて気候は変化に富んでいます。首都ブラチスラヴァの位置する西部はケッペンの気候区分でいう西岸海洋性気候、中央部は温暖湿潤気候、東部は湿潤大陸性気候となっていますので、南部の平原地帯と東部の低地帯は比較的穏やかですが、山岳地帯は厳しい気候になる傾向があります。内陸部のため気温の変化が激しいのも特徴の1つです。

スロバキア旅行は春から夏にかけてがオススメです♪
3月中旬あたりから少しずつ暖かくなり始めます。
5月ぐらいからが観光するにベストなシーズンと言えます。天気の良い日が続き青空が広がり、街中では外でお茶や食事ができるテラス席をよく見かけます☆
春先は比較的暖かい日が続きますが朝晩は冷え込んだり、雨が降ると急に冷え込むことがあるのでカーディガンなどを持っていくと良いでしょう。

■ブラチスラヴァ・東京の平均気温比較■

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
ブラチスラヴァ(℃)-3.0-0.83.58.613.916.918.518.013.58.32.7-1.4
東京(℃)5.56.212.115.219.822.927.329.225.219.813.58.3

■ブラチスラヴァ・東京の平均降水量比較■

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
ブラチスラヴァ(mm)42.037.036.038.054.061.052.052.050.037.050.048.0
東京(mm)48.660.2114.5130.3128164.9161.5155.1208.5163.192.539.6


【時差】
スロバキアと日本の時差は8時間です。
日本時間マイナス7時間(UTC+1)ですのでスロバキアが正午のとき、日本は午後8時になります。
サマータイム(4-10月)時は日本との時差は7時間で日本時間マイナス6時間となります。

時差早見表 (UTC +1)

日本の時刻01234567891011121314151617181920212223
現地の時刻16171819202122230123456789101112131415


治安

スロヴァキアは近隣諸国と比較しても治安の良い国と言えます。凶悪犯罪ははとても少ないですが深夜の外出は避けるのが良いでしょう。
また観光客を狙ったスリ、置き引き、ひったくりなどの犯罪も報告されているので充分な防犯対策や注意が必要です。特にバスやトラム、レストランなどでの犯罪被害が多くなっています。大切な貴重品などはホテルのセーフティーボックスを利用しましょう。

※治安状況は常に変化していますので、出発の前に最新の現地状況をスロバキア大使館や外務省海外安全ホームページで安全情報や注意事項等を必ず確認しましょう。


通貨・両替・税金・チップ

通貨・両替・チップ

【通貨】通貨単位はユーロ(€)、補助通貨単位はセント(¢)です。
紙幣の種類は5、10、20、50、100、200、500ユーロの7種類
硬貨の種類は1、2、5、10、20、50セント、1、2ユーロの8種類
※2014年9月26日現在1€が約138円

【両替】空港、銀行、両替所や大きなホテルなどで両替をすることができます。銀行での両替が最もレートがよいと言われています。また、繁華街にある私営の両替所は営業時間が銀行よりも長く、休日でも営業していることが多いので急な時に便利です。
ATMは都市部や大きい町にありますので、海外対応のキャッシュカードやクレジットカードのキャッシングサービスで現地マネーを引き出すこともできます。レートや手数料はカード会社などによってことなるので出発前に確認しておきましょう。

【チップ】スロバキアではチップを渡す習慣があります。
・ホテル:ホテルのポーターやルームサービスを頼んだときに€1
・レストラン:5%から10%のチップ
・タクシー:基本的には不要ですが、料金の10%程度を渡す人が多いです

税金

ほとんどの商品の代金にDPHと呼ばれる付加価値税が10~20%課されています。
旅行者は手続きをすると最大13.5%の税金が戻ってきます。
※還付されるのは、1日1店舗あたり€175.01以上の物を買い、購入した月の末日から3ヵ月以内に未使用の状態で国外(EU圏外)へ持ち出す場合のみ

電気・通信事情

電圧

日本での電圧は100ⅤでプラグはAタイプですが、スロバキアの電圧220V、周波数は50Hz、プラグはCタイプですので気を付けましょう。
日本製の100Ⅴのものを使う場合には変換プラグ・変圧器が必要な場合があります。電圧と消費電力は取扱説明書や製品本体に表示されています。「全世界対応タイプ100V~240V」の製品でしたら変換プラグを使うだけでそのまま使用できますが、「日本対応タイプ100V」の製品の場合は変換プラグ・変圧器の両方が必要となります。
日本の製品をスロバキアで使う予定のある方は事前に確認して行きましょう。

変換プラグ

日本の電気製品を海外で使用するために、電源プラグ形状を変換するためのアダプターです。使いたい電化製品が全世界対応タイプ100V~240Vタイプのものでしたらこの変換プラグに差し込みそのまま使用できます。この変換プラグは日本の家電量販店や空港などで200円~500円と手頃な価格で購入できます。旅行前に1つは用意しておくとよいでしょう。また、旅行にたくさん行かれる方は約2000円程で手に入る、どこの国のプラグにも対応可能なマルチタイプの変換プラグがおすすめです。

変圧器

変圧器とは使用する電化製品の電圧を海外の電源電圧に変更するものです。例えば日本の製品をおスロバキアで使う場合この変圧器を通して使えば日本の製品100Vのものをスロバキアの電源電圧230Vに変換してくれます。
消費電力の小さい電化製品なら旅行用の変圧器(約3000円~)で使用することができますが、消費電力の大きい電化製品(ドライヤーなど)は旅行用の小さな変圧器では使用できません。ホテルで変圧器を貸し出しているホテルも一部ありますので出発前に確認していくことをおすすめします。

インターネット

スロバキアの大都市ではインターネットカフェがあり気軽に利用することができます。ただし、インターネットカフェでPCを利用する際にはパスワードなど個人情報が残らないように注意しましょう!また、パソコンが日本語に対応していない場合もありますので受付で確認しましょう。

電話・郵便

電話

★電話のかけ方【スロバキア→日本】
国際識別番号は「00」、日本の国番号は「81」です

・03-1234-5678へ電話をかける場合
00-81-3-1234-5678
(国際識別番号+日本の国番号81+相手の番号※)
※市外局番の最初の「0」は不要です。エラーになる場合があるのでご注意ください。

・携帯電話090-1234-5678へ電話をかける場合
00-81-90-1234-5678
(国際識別番号+日本の国番号81+相手の番号※)
※こちらも同様で携帯番号の最初の0は不要です。

★電話のかけ方【日本→スロバキア】
利用する電話会社や電話の種類(固定電話、IP電話、携帯電話)で番号が異なります。事前に確認が必要です。
利用している電話会社のウェブサイトで確認できます。

・例)KDDI(001)からスロバキア02-1234-5678へ電話する場合(※スロバキアの国番号は「421」です)
001-010-421-2-1234-5678
(利用する電話会社のアクセスコード+国際通話識別番号+スロバキアの国番号421+相手の番号※)
※スロバキアからかける場合と同様、電話番号の最初の「0」は不要

郵便

スロバキアの郵便局はラッパのマークが目印です。

【郵便局営業時間】
月曜~金曜8:00-15:00
※都市部の大きい郵便局では開局時間が長く、土日も午前中は営業している所が多いです。

【料金】
・はがき、封書:50gまで€1.2
・小包:1kgまで€17.5、2kgまで€24.5

日本まで約1週間~10日で到着します。

入出国

ビザ・パスポート

・ビザ:2008年3月30日よりシェンゲン協定を完全実施しています。スロバキアで6ヵ月以内、合計90日までの観光目的の滞在ならビザは不要となっています。
・パスポート:入国時に3ヵ月以上の残存有効期間が必要です!出発前に必ず確認しましょう。

※※ビザ・パスポート等の情報は予告なく変更されることがございます。
必ず大使館、領事館または旅行会社でご確認ください。

【スロバキア共和国大使館 Embassy & Consulate General of Slovakia in Japan】
住所:〒106-0046 東京都港区元麻布2-11-33
電話:03-3451-2200、03-3451-1033

入国手続き

日本からスロバキアへの直行便は現在ありませんので、最低一度は周辺国の各都市で乗り換える必要があります。ウィーン、パリ、フランクフルト、ミラノ、モスクワ、イスタンブールの都市を経由して入国します。スロバキアへはウィーンから陸路が便利です。
日本からスロバキアまでのフライト時間は乗り継ぎも含め約14-19時間ほどです。

【スロバキアへの入国】
①入国審査
イミグレーションカウンターでパスポートを入国審査官に提示して入国スタンプを押してもらいましょう。

②荷物の受け取り
搭乗した便名が表示されているレーンへ行き荷物を受け取りましょう。スーツケースは似たデザインのものが多いので取り間違えに注意しましょう。スーツケースにはネームタグをつけ、目印をつけておくのもよいでしょう。
もし荷物が見つからない場合や破損していた場合、荷物預り証を持って係員に相談しましょう。

③税関申告(必要がある場合のみ)
税関申告が必要な方は赤色のサインが出ている税関カウンターへ向かいます。酒やタバコの免税範囲を超えている場合は、申告が必要です。申告するものがある場合は、検査台へ進み検査を受けます。
申告するものがない場合は緑色のサインが出ている出口へと向かいましょう。

出国手続き

【出国準備】
個人で旅行の方は、出発の72時間前までに帰国便の確認をしましょう。再確認が必要でない航空会社もあるので事前に旅行会社または航空会社に確認しておくとよいでしょう。
また、搭乗便出発の48時間~1時間前(航空会社によって違いあり)からインターネットでチェックインができるサービスを行っている航空会社も多くあるので事前に確認することをお勧めします。事前にチェックインしておくと当日スムーズに出国手続きができます。

①搭乗手続き
利用する飛行機の便名・時間を案内板で、チェック(搭乗手続き)している場所を確認します。カウンターへ行きチェックインと手荷物でない荷物を預けます。(事前にwebチェックインを利用しチェックイン済みの方は荷物を預けるだけです)

②出国審査
出国審査のカウンターへ行き、審査官にパスポート、搭乗券を提示します。本人であることが確認されたら、パスポートに出国スタンプが押され返却されます。

③手荷物検査
機内持ち込みの荷物検査、ボディチェックがあります。機内持ち込み禁止物や液体類については規制があるので注意が必要です。時間によっては混み合う場合があるので余裕をもって行きましょう。

④搭乗
飛行機の離陸予定時間30分前に搭乗が始まります。乗り遅れないようにしっかりと時間に余裕をもって行動しましょう

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