ウィーンの治安

ウィーンはヨーロッパで治安の良い国として有名です。
身の危険を感じることはほとんどなく、大きな犯罪に巻き込まれる危険はないでしょう。

ウィーンで気を付けること

いくら安全なウィーンでも油断は禁物です。
ウィーンで被害が多いのが「スリ・置き引き・ニセ警官」です。しっかりと防犯対策をしてウィーンを楽しみましょう♪

■スリ・置き引き

【よくある被害一例】
・レストランやカフェで座った時、荷物が目から離れた瞬間に置き引きに遭う
・お買い物に集中している間にスリに遭う
・美術館で絵画や作品に集中している間にスリに遭う
・シェーンブルン宮殿のトイレの行列中のスリ
・空港や駅で荷物から目を離したすきに置き引きに遭う

【防止策】
・地下鉄や空港のロビーなど人が大勢いる場所では荷物から目を離さない
・航空券やパスポートなどの貴重品はホテルのセーフティボックスに預けておくとよい
 (パスポートはコピーを持ち歩くとよい)
・大金を持ち歩かない。現金は必要最低限にする
・かばんは完全に口の閉じるタイプのものにする
・お財布などの貴重品はかばんの奥、または内ポケット等外から見えにくいところにしまう
・現金とクレジットカードを別々にして持ち歩く

■ニセ警官による被害

ウィーンではニセ警官による被害が増えてきています。日本のパスポートは需要があり狙われやすいので特に注意が必要です。

【ニセ警官の手口】
地図を持った人が何か尋ねてくる、または写真を撮ってほしいと言われる。そのとき、または直後にニセ警官(ニセの警察手帳を持っていることが多い)がやってきて麻薬捜査等の何か理由を付けてパスポートの提示、かばんや財布の検査を要求してくる。そして現金やクレジットカード、パスポートを盗まれる被害が出ています。

【防止策】
オーストリアで警察官が公道上で、麻薬捜査を理由に旅行者等の財布の中を検査したり、身体に触ったりする事はまずありません!まず警察と名乗る人に声を掛けられたら警戒しましょう。
・人通りの少ない道は特に注意しましょう
・地図を広げた外国人旅行者らしき人物から話かけられたり、カメラのシャッター押して欲しいといわれたらまず警戒する。ニセ警官の仲間である場合が多い
・警察官らしき者から麻薬捜査と言われても応じない
・それでも離れない場合は警察で話しましょうと言うか、大使館で話しましょうと言いましょう。絶対に財布やパスポートを渡してはいけません
ニセ警官の犯人はルーマニア人がほとんどで、片言のドイツ語や英語で話してくるのが特徴です。

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